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~仙洞御所~

仙洞御所は上皇や法皇の住まいにあたり、寛永7年(1630)徳川幕府が後水尾天皇の譲位に備えて建てられた、二条城の御幸御殿を移築したものである。御殿は7度焼失にあったため現在は庭園と一部茶室が残っているのみである。また、2つの大きな池と、茶室を配した池泉回遊式の庭園がある。彦九郎は偶然手に入れた緑毛亀を朝廷に献上し、天覧に供されるという名誉を得た。それだけでなく、御所への参内を許されて光格天皇に拝謁を賜った。彦九郎はこの時の喜びを
「我を我としろしめす かや皇(すべろぎ)の玉の御声のかかるうれしさ」と詠んでいる。

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